犬の下痢の症状は?

犬の下痢は、大きく分けると小腸性の下痢と、大腸性の下痢に分類することができます。
どちらに原因があるかは、下痢の症状によって見分けることが可能です。
小腸 | 大腸 | |
---|---|---|
便の回数 | 普段と変わらない | 多い |
便の質 | 黒っぽい便 | 鮮血が見られる,粘膜が付着している | 1回の便の量 | 多め | 少なめ |
体重 | 減少する | 減少しない |
嘔吐 | ある | 少ない |
小腸性の下痢か、大腸性の下痢かで治療方法やお薬も異なるので、
まずは愛犬の下痢の症状をよく観察して、獣医さんに伝えることが大切です。
ちなみに我が家の愛犬の下痢が続いた時は、
頻繁に少量の便が出ている状態でした。
便には時折鮮血が混じり、ゼラチン状の粘膜のようなものが
混ざっていることが多かったです。
便が出る時は「クーン、クーン」と痛そうに声を上げ、
震えながらりきむようにポタポタと下痢をしていました。
これらの症状から判断すると、我が家の愛犬の下痢は、
大腸に原因があったということが言えそうです。
下痢の他に、嘔吐を伴う場合は深刻な感染症などが
疑われますので、すぐに病院を受診することをおススメします。