犬の下痢の受診タイミング


犬が下痢をした場合、どのタイミングで病院へ連れて行くか迷う飼い主さんも多いかと思います。
特に休診日だったり、時間外だったりすると、
自宅で様子を見ても良いのかどうかの見極めに迷い、
不安な思いをすることもありますよね。
という訳で、病院へ連れて行くかどうかの判断基準について、
ご紹介したいと思います。

受診タイミングの見極めポイント


まず、下痢以外の症状も見られる場合は、迷わずただちに受診することをおススメします。
例えば嘔吐もしている場合や、元気がなくぐったりしている場合、
食慾がない場合などです。

そして、少し様子を見た後で受診するかどうかの見極めポイントとしては、

・激しい下痢が3日以上続いている場合
・軟便が数週間以上続いている場合
・血便が見られる場合

が挙げられます。

このような場合も、緊急ではありませんが
一度獣医師さんに診てもらうことをおススメします。

自宅での観察ポイント


病院を受診する際、愛犬の様子を詳しく説明すればするほど、
獣医師さんも診断や切り分けがしやすくなります。
ですので、下痢の症状について自宅でもしっかり観察してあげましょう。
ポイントとしては、

・いつから下痢をしているか
・下痢の頻度(1日何回かなど)
・下痢の量(1回に大量 or 少量だけど頻繁 など)
・下痢の状態(水下痢、粘液状など)
・下痢の色(濃い茶色、黄色い、白い、血が混じるなど)
・その他思い当たることはあるか(変わった物を食べたかなど)

それでも迷った時は・・・


何かいつもと違う物を食べた場合など思い当たる節があって、
受診するかどうか迷った時などは、
まず獣医師さんに電話してみると良いですよ。

もちろんその際は、いつ、何を、どくらいの量食べてしまったのかなど、
状況をできるだけ詳細に伝えることが大切です。
そこから獣医師さんがすぐに診察すべきかどうか、指示してくれます。

我が家の愛犬も、以前チョコレートを食べてしまったことがあり、
電話で受診すべきかどうか相談したことがありました。
その時は、食べた量が少量だったため、受診せずに様子見をするよう指示されましたが、
その後特に変わった様子もなかったので、最終的に受診することはありませんでした。
大型犬など病院へ連れて行くのも大変だったりすることもあるかと思いますので、
迷った時はまず電話で相談がおススメです。


病院へ連れて行くかどうかの見極めポイントについて説明しましたが、
迷わず受診するというのも一つの手かと思います。
迷って受診せずに後で後悔するくらいなら、
たとえ一過性の下痢だったとしても、獣医師さんに診てもらえば安心できますからね。